・うまい写真は=いい写真とは限らない
うまい写真は 技術的、技能的、センスのよい写真
・下手な写真は
ピンボケ、暗い、構図もなにも考えてない
うまい写真⇔下手な写真
・下手な写真
でもいい写真はある
・いい写真は人の感情を揺さぶる写真
前回のオトナフォトデイレクターのつぶやきでしたが
(こちらかお読みいただいた方が今回のブログは補完解説です)
いい写真を目指したい!
↓
スマホでとりたい人の感情を動かす写真
写真家でないディレクターのつぶやきですので
参考にもならないかもです
お時間があって
つぶやきにご興味のある方だけお読みください
「いい写真」写真に携わる人は
必ず考えたことのある
これなかなか解決できない
永遠の問題だと思います
僕も毎日のように上がってくる
オトナフォトのカメラマンが撮影する
うまい写真は見ていますが
ああいいなぁと
僕が見てて心動く写真は
いわゆる「いい写真」
数百枚のなかの数十枚です
だいたい何がいい写真なんか
受け取り手の主観ですので
正しい基準なんて存在しないし
僕が「いい写真」とすることも
おこがましいです
なのでくどいですが今回のブログは単なる
デイレクターのつぶやきとしてお読みください
① 意図をもって撮影する
② こう来たか裏切る
③ 感情が伝わる写真
①意図をもって撮影する
例1: 「何を伝えたい写真か?」を決める
・ 友達とカフェで写真を撮るとき、「雰囲気の良さ」なのか
「美味しそうなドリンク」なのか、何を主役にするのかを考えてみる。
・北海道で秋の風景を撮るなら、「広がり」を感じるように低めのアングルで撮るとダイナミックになったり、空の余白を広くとって「広がりを伝えたり」何を伝えたいのか考えます。取り手の見たままの驚きを伝えるには何を主役にするか考えます
・すすきの気持ちの良いい空間で自然を伝えたいのかのかお嫁さんの美しさを伝えたいのかお嫁さん嬉しい感情を伝えたいのか伝えたいことを考えてみる
例2: 「余計なものを省く」意識を持つ
– 食べ物を撮るなら、テーブルの上の使い終わったナプキンをどけるだけでスッキリする。主役を際立たせる。
– 人物を撮るなら、背景がゴチャついていないかをチェックしてみる。シンプルな背景にすると主役が引き立つ何を伝えたいか考えてみる。僕らは現場では抜けがいいねなどとカメラマンと相談してます
② こう来たか!裏切る
例1: 定番をちょっとズラして撮る
– 桜の写真を撮るとき、普通に全体を写すのではなく、花びらが落ちた地面を主役にする、あれっとした裏切りですね
– みんなが普通に撮る集合写真を、あえて横顔や後ろ姿で撮るとストーリー性が出る。わざとチーズと言ってシャッターを押さず2~3秒してほっとした「みなさんの地のお顔をいただく」
カメラマンと「よいお顔を」いただきましたと言ってます
例2: 撮影の角度を変える
– 子どもさんを撮るとき、上から見下ろすのではなく、子どもさんの目線の高さで撮ると臨場感が出る。
– 料理を撮るとき、真正面から撮るのではなく、スプーンですくう瞬間を撮ると美味しそうに見える。
③ 感情が伝わる写真
例1: 笑顔だけじゃない表情を狙う
– ふとした瞬間の真剣な顔や、ボーッとしている表情を撮ると、その人らしさが伝わる。
– 「おいしい!」と言った直後のリアクションを撮ると、写真から感情が伝わる。おいしいんだろうなと想像します
例2: 動きのある瞬間を狙う
– 風に髪がなびく瞬間、走り出す瞬間、ジャンプする瞬間を撮ると、エネルギーが伝わる。
– 子どもが笑っている瞬間だけでなく、何かに夢中になっている横顔を撮ると物語性が生まれる。読み手の想像力がかきたてられますよね
こんな感じで、それぞれのテーマを
「実際にやってみたくなる例で考えてみました」
「スマホでもこんな写真が撮れるんだ!」というワクワク感を大事にして是非チャレンジしてみてください
まとめ
① 意図をもって撮影する
何を伝えたいのか考えてみる
② 裏切る
「えっ」こうきましたかという写真、想定の定番をちょとずらす
③ 感情が伝わる写真
目の前でおきていることの伝えたい感情を考えて表現してみる