オトナフォトディレクターのつぶやき

いい写真ってなんだろう？

写真を撮るのが好きな人も、そうでない人も

一度は「いい写真って何だろう？」

と考えたことがあるかもしれません

SNSで映える写真、プロが撮る美しい写真。

思い出を残すための写真……

それぞれに「良さ」がありますよね

「うまい写真＝いい写真？」

「下手でも心に残る写真があるのはなぜ？」

今回は、そんな「いい写真」について考えてみます！

①うまい写真とへたな写真
②いい写真＝うまい写真とは限らない
③へただけどいい写真
④いい写真は心、感情を動かす写真

の４つで話しをすすめます

1. うまい写真と下手な写真の違い

カメラの技術がある人が撮る写真は、ピントが合っていて、構図もバッチリ、色合いもきれい。まるで雑誌の1ページみたいな写真が撮れます。

我々オトナフォトのカメラマンもみんな技術的には優れてます
「ピントが合っていて、構図がきれいで、光がうまく使われている」写真撮影技術がしっかりしていて、見る人が

「あ、これうまく撮れてるな」と感じる写真です
じゃすべて「いい写真」というとどうでしょうか・・

でも、「ちょっとブレてる」「構図がズレてる」「暗い」写真もありますよね。技術的には「下手」と言われるかもしれません

でも、果たしてそれだけで「いい」「悪い」が決まるのでしょうか？

2. うまい写真＝いい写真とは限らない

例えば、プロが撮った完璧なポートレート写真。確かに美しいけど、見る人の心を動かすとは限りません。

一方で、たまたま撮った写真が、想像以上に多くの人の心に刺さることもあります。

たとえば、高校生がスマホで撮った、なんでもない放課後の写真

ピントもブレブレ構図も考えてない、その空気感や友達の笑顔が、「あの頃の青春」多くの共感、思わず「いいね」したくなります

SNSでいいね！するのはそんな日常のとなりの風景

技術的にうまい写真が必ずしも「いい写真」とは限らないんです

3. 下手だけどいい写真がある理由

では、なぜ「下手でも良い写真」があるのでしょう？

例えば、女子高生が撮った日常の写真がバズるのがよくあります

多くの人の心を動かす写真

仲間と一緒にいる踏切の写真ほんの少しのひととき

これは撮ったのでもなければただのストリートビューです

誰かがこころ動いて面白がってXに投稿すると

またたくまに、世界中がいいねしました

アニメで見たそのままの女子高生の

放課後生活がある

その驚きの　「アニメと同じだ」の

世界中が「いいね！」です

感情を動かす力があるんです

・光も何も考えていない

・ブレてる

・構図も適当

・というか・・ストリートビューです

さらに、それを見たアニメの作者が面白がってイラストに描きました

そうしたイラストがバズる・・

他のイラストレターも描いてポストすると

そのイラストがまたバズる……

※海外の反応　世界から見た日本の作品たちさんから

こういう写真、感情を動かす写真

いい写真というか・・

影響を与える写真ですね

4. 「いい写真」は感情を動かす写真

いい写真の条件は、「見る人の感情を動かすこと」ではないかなと僕は思ってます

思わず「懐かしい！」って思う写真

クスッと笑える写真

なんか切ない気持ちになる写真

こういう写真は、技術が完璧じゃなくても、心に残ります

「いい写真」なんじゃないかと思います

まとめ

✔ 「うまい写真」と「いい写真」は違う

✔ 「下手だけど心に残る写真」がある

✔「いい 写真は」、感情を動かすもの

2025年2月11日加筆

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